『多様性・包摂』アクションパネル
多様性・包摂
[10/22]朴基浩(NPO法人クロスベイス理事、IKUNO・多文化ふらっとアドバイザー)「たかがマイノリティ、されどマイノリティ。」
最初の話題提供者のNPO法人クロスベイス理事、IKUNO・多文化ふらっとアドバイザーの朴基浩さんから「たかがマイノリティ、されどマイノリティ。」というタイトルで、自らの経験を踏まえたうえで、日本社会における「マイノリティ」という属性が持つ意味と今後の展望について話されました。
朴さんは在日朝鮮・韓国人3世として生まれたことで、日韓関係の産み出す軋轢の中で大人たちが産み出す対立構図に違和感を持ち続けてきた子ども時代を送ってきた自身のエピソードを交えながら、海外留学の中で感じた「ここにいること」自体を認めてくれる感覚とは対照的に、日本における「マイノリティのために」の裏に潜む同化圧力(日本への帰化を薦められたり、逆に属性に結びつけられて韓国文化が押しつけられる)の強さに対する違和感について紹介されました。今後「マジョリティ」とは異なる属性を持っていたり、複数の属性を併せ持つ「マイノリティ」が日本社会の中に更に増えることが予想されるなかで、「マイノリティ」とされる属性をそのままに受け止めきれない社会がどう質的に変わる事が出来るのかという問いかけがなされ話題提供を締めくくられました。
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