『多様性・包摂』アクションパネル
多様性・包摂
[10/22]藪中孝太朗(株式会社IC(アイシー)代表取締役) 「隣にある異世界ー西成発の教育イノベーション」
2人目の話題提供者の株式会社IC(アイシー)代表取締役の藪中孝太朗さんが「隣にある異世界ー西成発の教育イノベーション」というタイトルで、大阪市南部で展開している学習塾の経営経験から得た教育と社会のあり方について話されました。
マジョリティとマイノリティのコミュニティがモザイク状に入り乱れた天王寺・西成の社会で育ち、現在学習塾の経営を行っている藪中さんは、学校選択制や私立高校無償化、コロナ休校などの中で教育格差が拡大し続ける様子を現場で感じており、地域密着NPOと連携して地域の資源(廃業した喫茶店の活用や地元出身の学生の雇用)とITテクノロジーの両方を活用しながら個別最適化した教育を行える塾体制の改革を行っていると述べられました。そした活動を通じて学び方(学習環境・学習習慣)の欠如という根幹的な問題が見えてくると共に、コミュニティ単位で全く異なる世界が併存している現代社会の複雑なあり方をみていくことの重要性が示されました。
関連するミーティング:
【AP多様性・包摂】キックオフミーティング「”Nothing about us without us”が まもるいのち、きりひらく未来」
不適切な内容を報告する
このコンテンツは不適切ですか?
0 件のコメント
コメントを読み込んでいます...
コメントを追加
ログイン または 新規登録 することでコメントできます。
コメントを読み込んでいます...