『環境・生物多様性保全』アクションパネル
環境・生物多様性保全
[2024/06/07]鳥井要佑(東京大学・GX総合研究所)「Nature Positiveへの向き合い方を考える」
✓ネイチャーポジティブとは:生物多様性(生態系/種/遺伝子の多様性)の損失の加速的進行に対して、企業の持続可能性にリスクを与える(特に生態系)
→ESG投資の評価も含めて、ビジネスチャンスの新規発掘と多様性保全の繋がり
✓TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)の進捗状況:日本企業80社を含めて徐々に開示が進んでおり、ビジネスチャンスの先行着手・PRのチャンス
✓ネイチャーポジティブの取組:特にサプライチェーンの上流と生態系の関係を明らかにして、優先的に取り組むターゲットを選定すること
✓取組① GX総研と宮崎大学の連携:起業と大学と自治体の課題・成果の出し方・ターゲットのズレが起因となって上手く連携が出来ない事例を解決
→環境課題(バイオマス利用など)・経営課題(農業DXの遅れ・若者流出)の整理・アプローチをアクター間で調整
✓取組② ネイチャーポジティブMAP:目的・手段の両方が見えずらい現状に対して、自然現象のマッピング・因果関係可視化(例:なぜ土壌に炭をまくのか、どういう影響があるのか、暮らしにどのような影響があるのか、課題の関係性を紐付け、実際の取組事例を可視化)→自分ごと化、手段の明確化
✓取組③ 熱海の森協議会:森林がもつ多面的機能と、十分に管理・経営されずに多面的機能が減退し、災害発生も課題となる日本の山
→調査事業とともに森林管理を行える体制の確立を補助
✓その他にも未利用バイオマス活用、聖霊プロジェクト(生物多様性×文化多様性)
関連するミーティング:
【AP環境・生物多様性保全】「地球のいのちを大切にするアクション」
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